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「転職回数が多いようにお見受けしますが、それぞれ理由はありますか?」
最初の面接。そう聞いてきたのは、担当の上長でした。
「何回目ですか」ではなく、「それぞれ理由は」。(この言い回しの違いに、あとで気づくことになります)
私は、最初の転職から順に、ひとつずつ話しました。
この記事では、6回の転職を経験した筆者が、面接で実際に聞かれたことと、6回の転職の理由、答え方の工夫をまとめます。
この記事でわかること
- 面接官は、転職の「回数」で何を聞こうとしているのか
- 筆者が聞かれた場面と、6回の転職の実際の理由
- バラバラに見える転職を、一貫した話にする考え方
- 「最初から順に話す」ときの工夫
データで見る:面接官の4割以上が、「転職理由」を重視している
数字より先に、面接官が知りたいのは、たぶん「理由」のほうです。
dodaが、中途採用の面接に関わる採用担当者2,000人に行った調査(2025年9月)があります。「中途採用の面接で重要と思う内容」を複数選べる形で聞いたところ、「転職理由」は43.9%、「志望動機」は43.1%でした。「受け答えの仕方」(51.1%)、「誠実さ・素直さ」(47.4%)も、上位に並んでいます。
データのポイント
- 転職理由は、4割以上の面接官が、重要と答えている
- 「受け答えの仕方」や「誠実さ」も、同じくらい見られている
- 回数の平均や、「多い」と見られる境界線は、別の記事にまとめています
出典:doda「採用担当者のホンネ-中途採用の実態調査 転職で面接官が見ているポイントは?」(2026年3月更新)
転職回数の平均と、「多い」と見られる境界線は、転職回数の平均は何回?20代・30代・40代の目安と「多い」と見られる境界線にまとめています。
実体験:「何回目ですか」ではなく、「それぞれ理由は?」と聞かれた
聞かれたのは、数字ではありませんでした。6回分の、いきさつでした。
最初の面接で、担当の上長に聞かれた
場面は、最初の面接。相手は、担当の上長です。
「転職回数が多いようにお見受けしますが、それぞれ理由はありますか?」
回数を責める言い方ではありませんでした。ただ、「それぞれ」と言われた以上、一つずつ答える必要があります。
最初の転職から、順に話した
6回分を、1回ずつ。時系列で話しました。
実際の理由は、こうでした。
- 新聞社 → 出版社(雑誌編集):朝から晩まで働くのが当たり前で、3日帰れないこともありました。チームで働く実感がなく、将来への不安もありました。書く仕事と取材が楽しかったので、雑誌編集の道へ。
- 出版社 → 次の出版社:人間関係の悪化です。派閥争いに巻き込まれて、精神的に参ってしまいました。
- 私語禁止・一族経営の出版社 → 次の職場:「来月から営業へ」という打診で、会社への信頼を失いました。
- 次の職場 → 次の出版社:雑誌の仕事をやりたかった。6回のうち、唯一の前向きな転職です。
- 出版社 → フリーランス:担当した雑誌が休刊になりました。在職中からアルバイトで書いていた原稿が増えてきて、なし崩し的に。転職回数が増えていて、「もう受からない」と思い、就職活動には消極的でした。
- フリーランス → 上場企業(39歳):不安定さと、ワークライフバランスの現実。ダメ元で受けたら、運よく入れました。
「来月から営業へ」の話は、異動に納得できない30代へ。退職を決めた「来月から」という一言に、フリーランスから会社員に戻った経緯は、フリーランスから会社員に戻る。転職エージェントは使うべき?出戻りのリアルに、くわしく書いています。派閥争いで辞めた2回目の転職を、次の面接でどう伝えたかは、転職理由が人間関係でも、面接で正直に言わなくていい。6回転職した元編集者の伝え方にまとめています。
6つを並べて見えたこと
辞めた理由は、バラバラです。人間関係、将来への不安、会社への信頼。
でも、移った先は、いつも同じ。書く仕事、編集する仕事でした。「伝える力を磨きたい」という軸は、たぶん、ここにあります。(これは、並べてみて初めて気づいたことでもあります)
「最初から順に話す」ときの工夫
6回を、長くならずに話すには、少し工夫がいります。ここからは、私の経験に加えて、一般的な考え方です。
- 時系列で、1回につき1〜2文にする
聞かれたら、そこから深掘りできるようにしておきます。 - 理由と、「次に何を求めたか」を、セットで話す
「辞めた」で終わらせず、「だから、こうしたかった」まで伝えます。 - ネガティブな理由は、事実は変えず、言い換える
たとえば、次のような形です(例です。私の体験ではありません)。
❌ 「上司と合わなくて、辞めました」
⭕ 「チームで意見を出し合える環境で、働きたいと考えました」
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準備でいちばん効くのは、その会社を実際に受けた人の話です。ワンキャリア転職では、無料の会員登録で選考体験談が読めます。聞かれた質問がわかれば、6回分の話をどこまで詳しくするかも決めやすくなります。
自分の6回の説明が面接官にどう聞こえるかは、ひとりで考えても答えが出ません。転職エージェントに一度話してみれば、共通する軸と話し方をその場で確かめられます。転職エージェントナビなら、登録も相談も無料です。
うまくいく答え方・いかない答え方
比較例
- ❌ 回数を聞かれて、言い訳から入る
- ⭕️ 最初から順に、事実と理由を1回ずつ話す
- ❌ ネガティブな理由を、感情のまま話す
- ⭕️ 事実は変えず、「次に何を求めたか」に言い換える
- ❌ 全部を細かく話して、長くなる
- ⭕️ 1回1〜2文にまとめ、聞かれたら深掘りする
よくある質問
Q. 「転職、何回目ですか」と聞かれたら、どう答えればいいですか?
A. 筆者は、回数ではなく「それぞれ理由は?」と聞かれました。数字だけ答えるより、理由とセットで、最初から順に話すのがおすすめです。
Q. 人間関係が理由の転職は、正直に言っていいですか?
A. 事実に反することは言わず、「次に何を求めたか」に言い換えて伝えるのがおすすめです。悪口に聞こえないようにするのがポイントです。
Q. 全部の転職を、話すべきですか?
A. 筆者は、最初から順に、すべて話しました。聞かれ方によって変わるので、聞かれたら全部話せるように、準備しておくと安心です。
Q. 転職回数の平均は、どれくらいですか?
A. 調査対象や転職回数の数え方によって数字は異なるため、一律の平均目安で自分の回数が多いか少ないかを判断することはできません。調査対象を限定した年代別の分布と、数字を読む際の注意点は転職回数の平均は何回?20代・30代・40代の目安と「多い」と見られる境界線にまとめています。
Q. フリーランスや派遣の期間がある場合、回数はどう答えればいいですか?
A. 筆者はフリーランスも1回に数えて「6回」とし、会社の数とは分けて伝えるようにしました。派遣・アルバイト・試用期間・出戻りなどの数え方は、転職回数の数え方|アルバイト・派遣・試用期間・フリーランスは含む?6回転職した筆者の答えにまとめています。
まとめ:数字ではなく、理由を語る
「何回目ですか」と聞かれても、数字を気にする必要はありません。面接官が聞きたいのは、6回分の、いきさつです。
最初から順に、事実と理由を、1回ずつ。そして、その先にある「軸」を、自分の言葉で。
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本記事は筆者の実体験に基づく個人の感想です。逆質問や言い換えの例は、実際の体験ではなく例です。紹介しているサービスのリンク経由でお申し込みいただくと、当方に紹介料が発生する場合があります。サービス選びの際は、必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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