30代後半、転職回数が多い人のための転職エージェントの選び方と使い方

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30代後半になって、しかも転職回数が多い。「こんな経歴で、転職エージェントにまともに相手にしてもらえるんだろうか」——そう不安に感じていませんか。

この記事では、39歳で未経験から上場企業へ転職した筆者が、最新の調査データと実体験をもとに、30代後半・転職回数が多い人のためのエージェントの選び方と使い方をまとめました。

この記事でわかること

  • データで見る、30代後半〜40代の転職市場の今
  • 転職回数が多い人が、エージェント選びで不安になる理由
  • 30代後半・転職回数が多い人のエージェントの選び方4つ
  • よくある疑問への回答

データで見る:30代後半の転職は、もう珍しくない

マイナビの「転職動向調査2026年版(2025年実績)」によると、2025年の正社員の転職率は7.6%で、調査開始以来の最高水準となりました。年代別に見ると30代は9.0%、40代は6.8%で、40代・50代の転職率は2021年以降、上昇が続いています。

また、dodaの調査では、2025年の転職者の平均年齢は32.9歳。転職者に占める「40歳以上」の割合も年々増え、17.5%まで上昇しています。

データのポイント

  • ミドル層(40代・50代)の転職は、ここ数年で右肩上がり
  • 転職者全体の平均年齢も上昇傾向にある
  • マイナビの同調査では、30代の転職後の年収は平均で32.4万円アップと、年代別で最も大きな増加幅だった

30代後半での転職は、決して「遅すぎる挑戦」ではなくなっています。

それでも「転職回数が多い」と不安になる理由

一方で、採用する側が転職回数を気にするのも事実です。マイナビの「中途採用状況調査2025年版」では、採用担当者の77.6%が「転職回数は採用の判断材料になる」と答えたと紹介されています。30代では、5回以上になると懸念が強まる傾向があるとも言われています。

注意:「回数が多い=即不利」ではありません。同じ回数でも、「一貫した軸で選んできた」と説明できるかどうかで、評価は大きく変わります。回数を隠すのではなく、語れる準備をしておくことが大切です。

実体験:39歳の転職活動で、エージェントをどう選んだか

39歳の転職活動では、結局4社のエージェントに登録しました。

最初の2社は、明らかに乗り気ではありませんでした。求人の紹介にすら至らず、おそらく年齢で一括りにされていたのだと思います。「自分の市場価値は、もう下がっているんだ」と、正直かなり落ち込みました。

それでも試しに3社目に登録してみると、すんなり面談まで進みました。条件が合わず4社目にも登録しましたが、こちらもすぐに面談。それまでが嘘のように話が進み、スムーズに採用が決まりました。

同じ経歴、同じ年齢なのに、エージェントによってここまで反応が違う。30代後半の転職で一番の壁は、年齢そのものより「最初の数社の反応で、自分の価値を決めつけてしまうこと」だったと、今は感じています。

30代後半・転職回数が多い人のエージェントの選び方

  1. 総合型と特化型を組み合わせて、複数社に登録する(求人の幅と、専門性の深さを両方確保する)
  2. 最初の面談で、転職回数を正直に伝えて反応を見る(回数に対してどう向き合ってくれるかで、担当者の質が見える)
  3. 経歴の「一貫性」を一緒に言語化してくれる担当者を選ぶ(求人を紹介するだけの担当者より、ストーリーづくりを手伝ってくれる担当者が心強い)
  4. 反応が悪くても、1〜2社で諦めない(合わないと感じたら、早めに次のエージェントを試す)

うまくいくパターン・いかないパターン

比較例

  • ❌ 1〜2社の反応が悪かっただけで「年齢的にもう無理だ」と諦める
  • ⭕️ 「このエージェントとは相性が合わなかった」と切り替え、別のエージェントを試す
  • ❌ 転職回数を聞かれたくないので、面談でもあいまいにごまかす
  • ⭕️ 回数も理由も最初に伝え、「どう説明すれば伝わるか」を一緒に考えてもらう

どのエージェントが自分に合うのかわからない場合は、複数のエージェントの中から自分に合う担当者を紹介してもらえるサービスを使うのも一つの方法です。

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よくある質問

Q. 30代後半だと、何社くらい登録すればいいですか?
A. まずは2〜3社が目安です。筆者のように反応が悪い場合は、4社目、5社目と広げることも選択肢です。多すぎると連絡の管理が大変になるので、合わないところは早めに整理しましょう。

Q. 転職回数は、最初の面談で伝えるべきですか?
A. 伝えるべきです。経歴は職務経歴書で必ずわかるので、隠すより最初に共有して「どう説明するか」を一緒に考えてもらう方が、結果的に近道になります。

Q. 40歳を超えたら、エージェントは使いにくくなりますか?
A. 転職者に占める40歳以上の割合は年々増えています。年齢よりも、自分の経歴を得意とするエージェントに出会えるかどうかの方が重要です。

Q. 30代後半の転職で、年収は下がりやすいですか?
A. 調査上は、30代の転職後の年収は平均で上がっています。ただし個人差が大きいので、事前に市場価値を確認しておくことが大切です。

まとめ:年齢も回数も変えられない。でも「相談先」は選べる

30代後半で、転職回数も多い。その事実は変えられません。でも、どのエージェントに相談するかは選べます。最初の数社の反応で自分の価値を決めつけず、自分の経歴を理解してくれる担当者を見極めることが、30代後半の転職を前に進める一番の近道です。年齢への不安については「35歳転職限界説」は本当?、エージェントに断られたときの考え方は転職エージェントに断られた。転職回数が多い人が直面する現実と、次の一手でも解説しています。

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※データ出典:マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」、doda「転職成功者の平均年齢調査」、マイナビ「中途採用状況調査2025年版」
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