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「今の仕事を続けながら、転職活動なんてできるのだろうか」
「面接の時間は、どうやって作ればいいのか」
「会社に知られたら、どうしよう」
転職活動に際して。こんなお悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。筆者は、出版社に在籍しながら転職活動を進めました。
面接の時間の作り方、日程調整、そして一番大変だった「気持ちの切り替え」について、実体験と最新のデータをもとにまとめました。
この記事でわかること
- 在職中に転職活動をする人は、どれくらいいるのか
- 面接の時間を、どう作ったか
- 面接の日程調整の負担を、どう軽くするか
- 在職中の転職活動で、いちばん大変だったこと
データで見る:転職者の7割以上が、在職中に転職している
マイナビの「転職動向調査2025年版(2024年実績)」によると、在職中に転職した人は73.6%で、2021年以降ほぼ横ばいでした。
在職中に転職した人のうち、約7割は、転職活動のために有給休暇を取得していました。また、最終出社後に有給を取得した人は、約8割です。
一方で、転職活動で難しかったことは、「転職活動のモチベーション維持」が34.1%で最多でした。次いで「転職活動と仕事の両立」が33.4%です。
時間の確保より、気持ちを保つことのほうが、多くの人にとって難しかったことがうかがえます。
データのポイント
- 転職者の7割以上は、在職中に転職活動をしている
- 在職中の転職活動では、有給を使って面接などの時間を作る人が多い
- 転職活動で難しいのは、「モチベーション維持」と「仕事との両立」
- 在職中の転職活動は、特別なやり方ではない
出典:マイナビ「転職動向調査2025年版(2024年実績)」(2024年12月調査・2025年3月公表)。最新の調査とは、数字が異なる場合があります。
実体験:出版社に在籍しながら、転職活動をした
面接は、最初はオンラインで
筆者は、面接の時間を次のように作っていました。
- 最初の面接は、基本的にオンライン
- それを通過したら、有給を使ったり、仕事の取材の合間に面接を入れたりする
最初のうちは、移動時間のかからないオンラインで済ませる。選考が進んで、対面の面接が必要になってから、有給や仕事の合間を使う。この二段階で進めていました。
面接の日程調整は、意外と負担になる
仕事の合間に、企業と日程をやり取りするのは、意外と負担になります。時間が限られる在職中なら、日程調整を任せられる転職エージェントを使うのも、ひとつの方法です。
筆者が転職エージェントを使ったのは、もっと後、39歳の転職のときでした。そのときに何社使ったかは、転職エージェントは何社登録すべき?転職回数が多い人の選び方と組み合わせ方【4社登録した体験談】にまとめています。
職場に知られないための工夫は、特にしなかった
私の場合は、職場に知られないために、特別に気をつけたことはありませんでした。
ただ、これは私の環境での話です。内勤が多い人は、会社のパソコンで転職サイトを見ると、ブラウザの閲覧履歴が会社に見られる可能性があります。
転職活動を会社知られたくないのであれば、転職活動に使う端末は、私用のスマホやパソコンにしておくほうが安心です。
いちばん大変だったのは、気持ちの切り替え
在職中の転職活動で、いちばん大変だったのは、時間の確保より、気持ちの切り替えでした。
もう会社への気持ちは離れている。それでも、目の前の仕事は、引き継ぎまで含めて、やらなければならない。これは、通常の何倍も疲れることでした。
それでも、引き継ぎは文書に残して、完璧にやりました。気持ちが離れた会社でも、最後まで仕事をやり切ると決めていたからです。
会社への気持ちが離れたときのことは、異動に納得できない30代へ。退職を決めた「来月から」という一言にまとめています。
引き継ぎ書の中身や、引き継ぎ期間の目安は、退職の引き継ぎ期間はどれくらい?1か月で終わらせた元編集者の引き継ぎ書と、疲れの正体にまとめています。
今なら、次が決まるまでは辞めない
私は、転職活動中に、退職を切り出しました。ただ、今の私なら、次が決まっていない状況では辞めません。在職中の転職活動は、疲れます。それでも、収入がある状態で動けることは、大きな安心につながります。
退職を切り出したときの流れは、退職の切り出し方と、退職理由は本音で言うべきかにまとめています。
在職中の転職活動を進める5つのポイント
- 最初の面接は、オンラインをお願いする
筆者は、最初の面接は基本的にオンラインでした - 日程調整の負担を、軽くする方法を考えておく
企業との日程のやり取りは、仕事の合間だと意外と負担になります。転職エージェントを使えば、日程調整を任せることもできます(一般的な方法です) - 有給は、選考が進んでから使う
筆者は、オンライン面接を通過してから、有給や仕事の合間を使いました - 転職活動は、私用の端末で行う
会社のパソコンやネットワークで転職サイトを見ると、履歴が会社に見られる可能性があります(一般的な注意点です) - 気持ちの切り替えの負担を、見込んでおく
気持ちが離れたあとも、引き継ぎまで仕事は続きます。筆者は、通常の何倍も疲れました
うまくいくパターン・いかないパターン
比較例
- ❌ 最初から、対面の面接を詰め込んで、有給を使い切る
- ⭕️ 最初はオンラインで済ませ、通過してから有給や仕事の合間を使う
- ❌ 面接の日程調整を、すべて自分で企業とやり取りする
- ⭕️ エージェントに任せて、自分は仕事と面接の準備に集中する
- ❌ 気持ちが離れたからと、引き継ぎをおろそかにする
- ⭕️ 引き継ぎは文書に残して、最後までやり切る
よくある質問
Q. 在職中と退職後、どちらで転職活動をするべきですか?
A. マイナビの調査では、在職中に転職した人が73.6%でした。筆者は、次が決まるまでは辞めないほうがいいと考えています。収入がある状態で動けるのは、大きな安心材料です。
Q. 面接の時間は、どうやって作ればいいですか?
A. 筆者は、最初の面接はオンライン、通過後は有給や仕事の合間を使いました。マイナビの調査でも、在職中に転職した人の約7割が、転職活動のために有給を取得しています。
Q. 会社に転職活動を知られないためには、どうすればいいですか?
A. 筆者は、特に気をつけませんでした。ただ、内勤が多い人は、会社のパソコンで転職サイトを見ると、閲覧履歴が見られる可能性があります。
会社にバレたくないのであれば、転職活動には私用のスマホやパソコンを使いましょう。
Q. 転職活動中に、今の仕事への気持ちが下がったら、どうすればいいですか?
A. 筆者は、気持ちの切り替えが一番大変でした。気持ちが離れても、引き継ぎまで含めて仕事は続きます。通常の業務よりも疲れることを前提にして、スケジュールに余裕を持たせておくことをおすすめします。
まとめ:在職中の転職活動は、時間より気持ちの負担を見込む
在職中の転職活動は、転職者の7割以上が選ぶ、一般的な進め方です。
面接の時間は、最初はオンライン、通過後は有給や仕事の合間で作れます。日程調整は、エージェントに任せることも可能です。
最も見込んでおきたいのは、気持ちの負担です。気持ちが離れた会社で、引き継ぎまで仕事をやり切る。それは、通常の何倍も疲れます。その分、次が決まるまで辞めないという安心を持って動いてみてください。
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※データ出典:マイナビ「転職動向調査2025年版(2024年実績)」(2024年12月調査)
本記事は筆者の実体験に基づく個人の感想です。紹介しているサービスのリンク経由でお申し込みいただくと、当方に紹介料が発生する場合があります。サービス選びの際は、必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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