転職回数が多い人の面接の自己紹介。私が約30秒で話していたこと

面接室の机に置かれた自己紹介のメモと経歴資料、向かい合う椅子

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社数が多いと、面接の最初の自己紹介も、長くしなければいけないと感じるかもしれません。

私は、社名を順番に並べず、これまでの職種と得意分野を短く話していました。長さは、記憶ではだいたい30秒です。社数が多くても、冒頭から経歴をすべて説明する必要はない。私はそう考えていました。

最近は、私も面接官を務めるようになりました。今回は、応募する側と面接する側の両方の経験を踏まえて、自己紹介を準備するときの整理の仕方をまとめます。

私の自己紹介は、職種と得意分野で約30秒だった

面接の最初には、こんなふうに話していました。

「○○です。これまでライターや編集者をやってきました。得意な分野はラーメン、経済、婚活、医療です。」

会社名を1社目から順に並べることはしていません。伝えるのは、職種と得意分野だけでした。

応募先に合わせて、内容を変えてはいませんでした。話していたのは、最低限の、今までやってきたことだけです。

短くした理由は、詳しい経歴は書類に書いてあったからです。限られた面接の時間のなかで、面接官は、内容そのものよりも、必要なことを簡潔に答えられるかという答え方を見ているのではないか。私はそう考えていました。

5分も10分も自分の話をされたら、自分が面接官でも嫌だろうと思ったからです。全部、書類に書いてあります。

書類の書き方は、転職回数が多い人の職務経歴書の書き方にまとめています。

自己紹介で話すことを整理する

では、これから面接を受けるなら、何を準備しておけばよいでしょうか。

まずは、次の内容から整理してみてください。

  • 氏名
  • これまでの仕事の概要
  • 必要なら、仕事の分野や担当してきた範囲

自己PRや志望動機まで一緒に話すように求められたら、その指示に合わせて足します。聞かれていない内容を、先回りして全部話す必要はないと私は考えます。

これは、社数を隠すためではありません。経歴の詳しい中身は、書類に書いてあります。面接では、質問されたことに答える形で必要なところを補っていきました。

30秒か1分かより、求められた内容に答える

自己紹介の長さは、リクルートエージェントの面接の自己紹介の解説で、45〜60秒程度が目安として紹介されています。同じ解説では、質問の仕方によって入れる情報が変わること、職務経歴を含める場合も、すべてを長々と説明せず要点を選ぶことが、説明されています。

私が話していたのは約30秒で、目安の45〜60秒より短めでした。目安が45〜60秒だとは当時、知りませんでした。知っていたら、もうちょっと足していたかもしれません。

それはともかく、面接官の尋ね方によって求められる内容は変わります。

  • 「簡単に自己紹介をお願いします」と言われたら、氏名と、仕事の概要が中心です。
  • 「職歴を含めて、自己紹介をお願いします」と言われたら、経歴の流れも入れます。
  • 「自己PRも含めてお願いします」と言われたら、強みも添えます。

時間の指定があれば、それを優先する必要があるでしょう。経験や職種が複数あるときは、聞く人が分かるまとまりにして話します。社数が多くても、1社ずつ並べず、職種や分野ごとにまとめて伝える方法があります。

自分の自己紹介を作って声に出す

一般的に自己紹介文は、次の3つの項目を書き出すところから作ります。

  1. 氏名
  2. どんな仕事をしてきたか
  3. 主な担当分野

たとえば、事務職の経験をまとめるなら、次のようになります(架空の例)。

「○○です。これまで事務職として、経理の補助と総務を担当してきました。主に、請求書の処理と備品の管理が得意です。」

自分が実際に担当した仕事に置き換えてみてください。複数の職種を経験しているなら、無理に一つに絞らず、「営業と営業事務」のようにまとめることもできます。

3項目を書き出したら、声に出して読んでみましょう。読んでみて、聞いている人が仕事の内容を思い浮かべられるか、長すぎて途中で息が切れないかを確かめます。

さらに説明を求められたときに何を補うか(担当した仕事の中身、在籍した期間、得意なことの具体例など)も、あらかじめ用意しておくと安心です。

自己紹介を作ってみても「これで伝わるのか不安」という方は、プロの力を借りてみてください。転職エージェントナビでは、経歴や希望を聞いたうえで、あなたに合う転職アドバイザーを紹介してもらえます。

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転職理由を聞かれたときは、その質問に答える

私は、面接の別の場面では、それぞれの転職の理由を聞かれました。そのときは、最初の転職から順に話しています。

自己紹介と転職理由では、聞かれていることが違います。自己紹介では職種と得意分野を、転職理由を聞かれたときは、その理由を、それぞれ答えました。そのときの様子は、転職回数が多いと面接で不利?「それぞれ理由は?」と聞かれ、6回を最初から順に話したに書いています。

自己PRや強みを聞かれたときの準備は、転職回数が多い人の自己PR例文にまとめています。

まとめ:何をしてきた人かを、まず伝わる形にする

私は、会社を1社ずつ並べず、職種と得意分野を約30秒で話していました。詳しい経歴は書類にあったからです。

自己紹介を準備するときも、まずは「自分は何をしてきた人なのか」を短く書き出してみてください。そのうえで、質問の内容や指定された時間に合わせて、必要な情報を補う。社数が多いからといって、最初からすべてを語ろうとしなくてよいのだと思います。

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